梅雨の時期の過ごし方
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会社で一緒に働く女性社員が

ある日 元気が無い様子。

普段は、あまり活発な方ではなく、おとなしめの社員なのだが、明らかに元気が無い。

「どうしたの、具合が悪いの?」と、声をかけたところ

「大丈夫です」と女性社員は言う。

それでも私が、あまりに具合が悪そうなので

「あまり大丈夫そうではないぞ。どこか痛いの?」と、もう一度聞くと

女子社員が

低気圧のせいで体調が悪く、カラダがダルいんです」と答えた。

「低気圧」のせい?

普段は、おかしな事を言う人ではないし、サボったり、手を抜いたりする方ではないので体調が悪いことは、すぐにわかる。

確かに外は結構な「雨」が降っていて天気が悪い。

女性社員には、無理をせず、加減しながら仕事をするようにと声をかけて、その日はなんとか無事に過してもらった。

あなたの周りにも、同じような方がいるのでは。

あとで調べて知ったのだが、「気象病」と言う、カラダが不調になる原因があるんです。

そこで、いろいろ調べてみると「気象病」の影響を軽減して元気に過ごすには、自律神経という人間の持っている神経のなかの交感神経を上手に刺激することが効果的ということがわかりました。

梅雨の時期は雨の日が多く、「気象病」になりやすいので、周りの方で見かけたらやさしく声をかけて、交感神経を目覚めさせてあげてください。

カラダの調子が悪い原因は「気象病」にあり

雨の日が続くと体調がすぐれないことがあります。

やる気が出ない。カラダがダルい。

もしかして「気のせい」「気合が足りない」では?

それだけではありません。

「気象病」と言う、原因があるんです。

人間のカラダには耳の中に内耳という気圧を感じるセンサーがあります。

このセンサーが自律神経という、寝ている間に心臓を動かしたり、無意識に行っている呼吸などカラダの基本的な維持をつかさどる神経に影響をあたえます。

自律神経には交感神経(活発に行動する)と副交感神経(就寝や休息する)の2つがあります。

人間の活動はこの交感神経と副交感神経がバランスをとって活動しているんですね。

気圧が下がって雨が降ると自律神経が副交感神経がメインになりカラダを休ませようとします。

これは人間が狩猟時代から備わった本能によるものです。

雨の日は活動しにくく、危険なうえに狩りもしにくいので体力を失わないように休もうと。

そういうことなんですね。

けれども現代に生きる私たちは休んでばかりじゃいられません。

例えばあなたが職場の上司に

「今日は低気圧の影響で雨が降って、祖先の狩猟民族の血が休めって言うので、会社を休みます」

なんて言ったら

「そうか、これからは祖先が農耕民族の社員を採用することにするので、明日からこなくていいぞ」

って言われちゃうかもしれません。

これでは困りますよね。

雨の日も最高のパフォーマンスが発揮できるように交感神経を刺激していきましょう。

交感神経を目覚めさせるには

交感神経を目覚めさせるには

「ケツ」に火が付けば目が覚める。

確かに緊急事態ですので眠たいことなんて言ってられません。

しかし、雨が降る度に「ケツ」に火がついていたのでは

「ケツ」がいくらあっても足りません(笑)

しかも自分の「ケツ」では足らず、他人の「ケツ」を貸りてまで火を付けてくれなんて聞いたことがありません(笑)

もっと優しく

普通に「交感神経」を目覚めさせてあげましょう。

あっさり普通に

「朝起きたら、冷えた水をコップ一杯飲む」

どうですか?

水を飲むだけ?

そうなんです。

冷たい水が胃袋(内蔵)に刺激になって、次は美味しいご飯が来るってカラダが期待して目覚めちゃうんです。

ココは、期待に応えて朝ごはんを食べましょう。

考えれば、ご飯を食べて元気にならない人はいないはず。

朝食を食べたあと、動けないって言ったら「食べ過ぎ」です。

昼食に期待するなどして適度に朝食を取りましょう。

ちなみにコレが抜群にカラダに合っている方は

お通じが「モリモリ」「モキモキ」でます。

便秘で悩んでいる方は試す価値ありです。

(くれぐれも冷たい水によってピーピーになってしまう方は交感神経よりも、お腹を大切にしてください)

つづいて
布団のなかでモガクです。

現代の言葉で「ストレッチ」って言うやつですか。

お腹に力をいれて、寝たまま足を10センチをほど持ち上げ5秒ほどキープ。

何回か繰り返すと、あっさり目覚めます。

ココで手間取るとトイレが間に合わず漏れそうになるので注意が必要。

(フザケているのでは無く、低血圧で起きるのがツライ方にも有効です)

最後に深呼吸するです。

新鮮な空気を胸いっぱい吸い込めば交感神経が目覚めます。

ちなみに低気圧だと空気の密度が薄くなりますので、「気のせい」ではなく、効果ありです。

 

まとめ

・雨の日が続くとカラダが不調の時がある

「気象病」と言う理由があり、人間の狩猟民族時代の本能が休むように働きかけることで起こる現象である。

・交感神経を目覚めさせることが有効

「ケツ」に火をつける

寝起きに「冷えた水を一杯飲む」

布団のなかで「ストレッチ」をしてみる

深呼吸をしてみる

 

いかがですか?

雨は永遠に降り続くわけではありません。

「止まない雨はない」です。

工夫次第で雨の日も楽しく過ごせるようになります。

一年は365日です。晴れの日、雨の日、曇りの日、合わせて一年です。

いつ、飛び跳ねるほど楽しいことが舞い込んできても良いように、心とカラダの鮮度を保ちましょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

あなたに楽しい毎日が巡ってきますように、ともに気持ち良く過ごしていきましょう。